自分で自分の書いたものを読みなおしてみて

将軍放浪記。
かなり書き直すか追記する必要がある。
たぶんこれを読んで分かる人は南北朝の専門家だけで、
普通の人にわかるようにするにはもっと詳しく丁寧に書かなくてはならないのだが、
南北朝を丁寧に書き始めると何十倍にも膨らんでしまうので不可能。
とりあえず多少手直しして放置か。

墨西綺譚。
指摘されていたように、あと三倍くらいに膨らませないと、
ふつうの小説にはならない。
出版停止して完全にリライトする。

特務内親王遼子2。
悪くない。ていうか続編かかなきゃ。

紫峰軒。
悪くないが誰に読ませるために書いたのか。
割と最近書いたものなので安心して読める感じ。

安藤レイ。
悪くない。しかし長い。
淡々とした病中手記として読むなら悪くないのかなあ、というくらい長い。

エウメネス。
やっぱりこれが一番安心して人に読んでもらえるかな。
さらっとも読めるし、ある程度深読みもできる。

超ヒモ理論。
紫峰軒に近い。
もしかしたらタイトルで損してるかも。

将軍家の仲人。
西行秘伝くらい難易度高い。
ある意味西行秘伝より難易度高い。
退屈だがやはりある程度新井白石の伝記みたいなものは必要。
いじりようがない。
多少語尾をいじったりしたくなるが、基本これで良いと思う。

> ところが、ここからが陰謀めいている。良仁の兄・後光明天皇は英邁だが奇矯な人だった。天皇であるのに剣術を好み、朱子学に傾倒した。大酒飲みで酒乱でもあった。仏教を嫌い、仏舎利を庭に投げ捨て、天皇家の火葬を廃した。父後水尾院にも似た、極めて異様な天皇だ。京都市民には敬愛されたが、突然、跡継ぎを残すまもなく病死した。享年わずかに満二十一才。そのため急遽良仁が即位して後西院となる。結果的に、徳川和子が後水尾天皇の后となったときと同じように、徳川の娘が入内した形になった。

> 明子には皇子・八条宮長仁親王があった。長仁は紛れもなく家康の血を引いた親王であって、かつ後西天皇の第一皇子であったから、天皇に即位することもあり得た。長仁は成人してまもなく死去したが、一時的にも、家康の血を引く天皇が即位する可能性は十分にあった。というより、家綱が長仁より先に死んでいら、征夷大将軍でかつ天皇になっていた可能性もある。

[天皇家と武家の関係](/?p=13365)。
長仁親王が征夷大将軍と天皇を兼ねることは十分にあり得た、
というあたりがこの小説の肝なのだが、たぶんここまでついてきてくれるひとはあまりいないと思う。

スース。
なんとも言いようがない。
ダメではないが、良いとも言えない。

巨鐘を撞く者。
前半部分の蘊蓄が長いよな。

その他。

司書夢譚と川越素描。
長いんだよね。
すんごく長い日常茶飯事みたいな話の中に歴史小説が埋め込まれているパターンなので、
まあ読みにくいわな。
司書夢譚は為永春水辺りでみんな飽きる。
護良親王の話も長いしたぶんみんな興味ない。
しかし承久の乱とか三種の神器とか護良親王とかの話はほんとはもっと読んでもらいたいんだよね。
川越素描の中に埋もれている赤塚姫の話だけ抜き出して読みたいという人はたぶんいると思う。
太田道灌の話だから。
室町時代後期、戦国時代初期の関東の話は面白いんだよね。
でもこれは個人的な思い入れからやはり今の川越の話とか音楽の話もしたいわけで、
たぶんこのまま放置することになると思う。

デーテ。
うーんこれどうしよう。

古今集。
これはこれでもういいかなと思う。

現在公開してないけどそのうち公開したいもの。

オマルハイヤームの話とか、ゴットフリードとかバルドヴィンの話とか、両シチリア王ロジェールの話とか。
調べ直して完全にリライトしなきゃいけない。

歌詠みに与ふる物語。明治天皇と高崎正風の話。
どう書き直せば公開できるようになるか見当もつかない状態。
書きたいことは書きたいんだが。

昔と今とじゃ文体がかなり変わってきている。
昔書いたやつを今に合わせるの大変。
ストーリー自体を改変したくもなって大変。
そのうち最近書いたやつも過去の作品になっていき、
そのすべてがリライトしたくなるとしたらもう作業量的に爆発するから、
やはり昔のはそのまま放置するしかなくなる。
だからできるだけリライトしなくて良いような書き方をするしかない。
できるかしらんが。
つか何年か書いてみないと自分の文体ってフィックスしないよな。

いろんな雑多なものを書いたのは、私の書いたもののうちどのあたりが読者受けするかテストしているからだ。
どれかが受けるということが分かればしばらくはその辺だけ書くと思う。

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