読史余論

岩波文庫「読史余論」を読む。
戦前の復刻版で旧漢字、読みにくいが、難解ではない。ゆっくりと読めば良いか。
思うに、新井白石という人は、武士が元々、天皇や公家の政治について思っていたことを、
きっぱりはっきりと言ってのけた。
時の幕閣の一人として、多少の遠慮はあるとは言え。
将軍の教育係として、その教科書として読史余論が書かれたという背景にもよるだろう。
正直に思ったままを書いたというべきだろう。

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