漢詩は推敲し始めると止まらない、ということがよくわかった。
漢詩の作り方の本など熟読。
日本人は直感的に漢詩の良し悪しを判断できない。感覚的に作れないから、どうしても規則にこだわってしまう。
こだわらざるを得ない、ということもわかってきた。
みんな律儀に平仄を守っている。
怏怏無聊病者憂
坊中起臥似俘囚
迎秋不覚秋風冷
窓外只看雲片流
題もつけてみた。「病中偶成」とはしゃれである。さんざん推敲したのだから。
だいぶ完成形に近づいた気がする。
夏目漱石が病気中の詩をいくつか作っていて参考になる。
先達はあらまほしきかな。
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