旧作の手直し

昔の記事を読み返していると、人斬り鉤月斎というものを昔書いたらしくて、探してみたら出てきて、2011年から2013年くらいにかけて書いたらしく、ということはエウメネスを書いたころに並行して書いたようなのだが、覚えがまったくなくて、まったく他人の書いた小説を読むここちで読んでみたのだが、非常に読みにくい。

冒頭いきなり城南山善因寺という寺が出てくるのだがこれがまったく架空の寺である。水戸光圀が東皐心越という渡来僧のために江戸に建ててやった長崎風の「南京寺」という設定で、もちろんそんな寺は長崎にはあるのだが、江戸や水戸には無いのである。

しかしまあ、剣術使いもので、水戸光圀とか南京寺が出てくるのは少し面白いかなと思うので、手直ししてみようかなという気に少しなっている。

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