AIは第3のバカ

世の中には3種類のバカがいる。1つめのバカは、バカというと語弊があるが、良いか悪いかの区別がそもそもつかない人、つけようと努力しないひと、つけることができない人、と定義しておこう。

2つめのバカは良いか悪いかの区別はついているのだがわざと嘘をついて人をだまし利益を得ようと企む連中。詐欺師とか反社会勢力などがこれに相当する。

最近出てきた3つ目のバカがAI。息をするように、自然に嘘をつく。あるいは、知らないわからないことを素直に認めることができず、嘘に嘘を重ねて取り繕い、挙句の果てには質問の仕方が悪いから答えられないとか、もっと情報を提供してくれないとこれ以上確かなことは言えないなどと開き直る、最低最悪の馬鹿。1つ目の普通のバカをだますために2つ目のバカ詐欺師どもがせっせと3つ目のバカを作り出していることは疑いようがない。バカもだんだん進化して、バカの度合いもひどくなっていく。ますます人道から外れて鬼畜に落ちていく。

これからこれらの3種類のバカが3つ巴になって世の中をカオスにしていく。インターネットを砂漠にする。恐ろしい。

人間は残念ながらバカに耐性が無い。人間の脳などたかがしれている。旧事記など、偽書は昔から存在した。人は簡単に偽書を信じてしまう。その方が楽だし簡単だからだ。みんなにかまってもらえるからだ。踊る阿呆に見る阿呆というが、嘘つく阿呆に信じる阿呆、それを助長する機械のせいで世の中はどんどん狂っていく。

日本人が選挙というものを漠然と信じているのは覇権国アメリカ様の大統領選挙というものをみて、ああなんて素晴らしい制度なんだろうと信用しきっているからだろう。それ以前の覇権国イギリスでも議会議員は選挙で選ばれたし、神聖ローマ皇帝も長らく選挙で選ばれてきた。古きをたずねれば選挙というものはアテナイで発明されたのであった。西洋人は以来選挙というものを無意識に信頼している。日本人も西洋にかぶれてそうなった。

しかしそのアメリカ大統領選挙の正統性もいよいよ揺らいできている。一番揺らしているのはマスコミだがSNSも加わり、そのツールとしてAIが使われるようになるだろう。アメリカ有権者の民度がそんな高くないことは明白だ。アメリカ民主主義を支えているのは民意というよりは一部の支配階級が今の制度をうまく利用しているだけだ。

アメリカがこければ日本人もようやく選挙という制度を疑うようになってくるだろう。

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