一度死ぬほどヒマな暮らしをしたい

年を取って後は死ぬのを待つだけだから、これまでやってきたことの整理整頓だけやって、新しいことは始めないと決めると人生すごくヒマになる。40才くらいだと、定年退職までに社会がどんだけ変化するかわからんからアンテナ張り巡らしてできるだけ新しいことをできるだけ早いうちに手を付けておかなきゃなんて考えていた。10始めたことのうち1当たるかどうか歩留まりは悪いから時間ばかり余計にかかる。しかし今はもう定年まであと6年だから新しい仕込みはもうやらんで良いやろ。そう決めたら楽だよな。

だがしかし浅草に住もうというのはすごく新しいことではある。

20年近く同じ場所に住むとなにが苦労するかってもう散歩しようにも近場はどこもかしこも歩いたことがあって困る。4年くらいで転々と引っ越すのが良い。散歩してれば無駄な時間が潰せるし新しい気付きもあるしとにかく飽きずに済む。SNSなんかで時間を浪費せずに済む。空き時間があればちょこちょこ近所を歩けば良いわけだから。定年退職したら京都に住んだり大阪にすんだり名古屋に住んだり博多にすんだりしてみたい。そんなことはもうしないとか言ってたような気もするが、やはりヒマは怖いな。というか一度死ぬほどヒマな暮らしを実家でやってみてからの話だな。

今もすべては予定通り順調に行っているはずなのに、常に何か忘れていないか、何かすっぽかしていないかビクビクしながら生きている。気持ちがどんどん先回りして落ち着かない。実際に忙しいというよりメンタルの問題なのだが、その状態から早く脱したいとばかり考えている。

結局、米を炊いて、卵かけご飯かなんかにして、沢庵か梅干しかなんか添えて朝昼晩と食っていれば十分な気がする。とりあえず卵は食べなくちゃならん。そのほかは適当に栄養を摂る。米が高いというが、歯医者の待合室においてあった長谷川町子のサザエさんでも米が高いと書いてあって昔から米は高いものなのだな。

Visited 1 times, 1 visit(s) today

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA