『柳橋新誌』に芸妓の名前として列挙してあって、多いのは「阿長」などと「阿」が付く名前だが、
為永春水『春色梅暦』など見ると、「阿長さん」とかいて「おちょうさん」と呼んでいる。
つまり、「阿」は「あ」ではなく「お」と読むのであろう。

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