新古今 摂政太政大臣

新古今に摂政太政大臣と出るのは誰か、よくわからんので、
いろいろ調べてみたのだが、
たぶん九条良経だと思うのだが、実に面倒くさい。
こういうことこそきちんと校訂してほしい。

追記。よく見たら新古今冒頭の歌にだけ、摂政太政大臣良経と書いてあった。やれやれ。これは本文なのか注釈なのかどっちかね。
やはり最初に出てくる式子内親王の歌にだけ、わざわざ「後白河院皇女」と注記してあるのを見ると、もともとそうなっているのかもしれん。

新葉和歌集に出てくる「京極贈左大臣」に至っては岩波文庫版の作者索引を見ても、誰のことだかさっぱりわからない。
「京極」と呼ばれた人で、南朝から「左大臣」を追贈されたことはわかる。
でもそれに該当する人が誰なのかさっぱりわからない。誰なんだよ。
もしかするともしかして京極中納言・藤原定家のことかもしれんと思ったが、歌の傾向があまりにも違いすぎる。たぶん南朝の人。

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