寂しい歌

> 大方のうつつは夢になし果てつ寝るがうちには何をかも見む(後鳥羽天皇)

現実のほとんどは夢になってしまったので、寝ている間は何を見たらよいのだろうか。

> 木のもとをすみかとすればおのづから花見る人となりぬべきかな(花山天皇)

出家して木の根元をすみかとするようになったので、自然と花をながめるような人になった。

> 難波江やあまのたく菜は燃えわびて煙にしめる五月雨のころ(後鳥羽天皇)

梅雨のじめじめした頃は難波江の漁師が焚く菜も燃えにくくて煙もしめっている。
後醍醐天皇の「都だに寂しかりしを雲はれぬ吉野の奥のさみだれの頃」はこれにちなむか。

> 返歌: 大君のあまたのみうたよそぢまでかたじけなくも知らであるかな

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