SEO

今年の4月頃から、夏目書房新社のサイトを negishi.fun から natsumeshinsha.com に移す作業を手伝っていたのだが、google 検索は negishi.fun が完全に死んでるにもかかわらずいまだにこっちのサイトを検索上位に出してくる。見れば普通に、negishi.fun から natsumeshinsha.com にサイトが移転したのはわかると思うのだが、ずいぶんと意固地だ。bing 検索だとすぐに natsumeshinsha.com を検索上位に切り替えてくれたのに。

夏目書房新社を検索しても、natsumeshinsha.com そのものではなく、夏目書房新社にリンクしている、または間接的に引用しているサイトばかりが出てくる。

この理由についていろいろ考えてみたがどうにもわからない。

世の中にはSEO (search engine optimization)を専門にやってる会社もあるし、wordpress の plugin にも有料で SEO対策してくれるものがあるし、ウェブサイト構築やSEO対策をやってくれるコンサルタントもゴマンとあるわけだ。ただこの件に関してはそういうものに金を出せば解決する、というわけでもなさそうに思える。

私も何度か google には negishi.fun から natsumeshinsha.com に移ったということは伝えた。私だけでなく他の方法でも連絡は試みた。私の知る限り、サイトオーナーが直接連絡を取れば google はすぐ動いてくれるはずだ。

たぶん google はすでに状況をすべて把握ているのだろう。だが、サイト乗っ取りなどの場合を考慮して、一定期間、検索結果を変更しないようにしているのではなかろうか。実際ドメインを変更したのは、一種の事故で negishi.fun というドメインが失効し所有権を失ったからなので、こういうトラブルに対して google が慎重な、中立的態度を取るのはわからんでもない。

それでまあ、1年ぐらいようすをみて、それでも natsumeshinsha.com が出てこないようであればこれはもうシャドウバンのようなものをくらっていると考えざるを得ないのではなかろうか。いずれにしても私はサイトオーナーではないからこれ以上どうすることもできないし、すべきでもないと思う。

natsumeshinsha.com はもともとサイゾーが所有していたドメインだったはずだが、売られていたので買ったわけだが、所有者が変わったからまだ警戒されているのかもしれない。

natsumeshinsha.com と同時に tanaka0903.net も復活させたのだけど、こちらも似たような扱いを受けている。tanaka0903.net は 2009年3月からずっと私が持っていて、途中休止させてはいたが、移転などしたわけではない。

「はかもなきこと」で検索しても tanaka0903.net が直接出てくるわけではないが、「”はかもなきこと”」で検索すれば最初に出てくる。「はかもなきこと」は和泉式部日記の「はかもなき夢をだに見であかしては何をかのちの世語りにせむ」に由来しているので、これはこれで正しい検索結果であるともいえる。bingで検索しても結果は似たり寄ったりで、こちらはこれでしょうがないのだろう。

トップページのタイトル

トップページだけ、タブに表示されるタイトル(つまり titleタグの中身)を「ページのタイトル – サイトのタイトル」ではなく「サイトのタイトル」になるようにしてほしいと言われ、いろいろやってみた結果、function.php に

add_filter( 'pre_get_document_title', 'change_document_title' );
function change_document_title( $title )
{
  if( is_home() )
  {
     $title = blog_info('name');
  }
  return $title;
}

と加えれば良いだけだった。あと、SEOプラグインがタイトル管理してる場合があるのでその時はそのプラグインを無効にしなくてはならない。

WAF

Top-10というプラグインを入れて設定を変更しようとしたら site guard light というやつに forbidden access というエラーを喰らった。

閲覧できません (Forbidden access)


指定したウェブページを表示することができません。
入力したURLや値が正しくない可能性がございますのでご確認ください。

The server refuse to browse the page.
The URL or value may not be correct. Please confirm the value.


Powered by SiteGuard Lite

こんなやつ。

site guard lite はサーバーに元からインストールされている機能らしく、サーバーのセキュリティに WAF除外を設定するところがあって、それらしきやつを除外ONにすればエラーは出なくなった。

でも設定をいじる必要は特になかったからOffに戻しておいた。

wordpress、いろいろとわけのわからないことが多い。

そりゃそうと、お名前.comの管理画面、あっという間に強制ログアウトさせられて、ログインするたびにいろんな広告とか警告とか見せられてうざい。安いから仕方ないといえば仕方ない。

ブログ村

夏目書房新社の復旧を手伝ってあげて、いつまでも私が管理者でいるつもりはなくて、立ち上がったら他の人に管理を任せたいとは思っているが、今はほとんど私がやっている状態で、ついでにここのブログ(はかもなきことのこと)を復活させたりもし、ブログ村のランキングなんぞにも参加したりしたのだが、サブカテゴリーで11位とか15位くらいになるのはそんな難しくないのだろうか。おそらく過去記事へのアクセスでこれだけランクが上がってるのだろうが。少し頑張って毎日更新したらけっこうな順位まで行けるような気もする。というか今や主戦場は twitter か youtube だろうから、ブログ界隈で目立ってどうするのかという気もする。

ブログ村みたいなサービスってほかにはないのかな。

でもなんか世の中に対して文句言ってもどうせ何も変わらないし、ブログ書くだけ無駄な気もするんだよね。だから、書きたいときに、主に備忘録代わりに書くってことになると思うんだ、私の場合。

wordpressは衰退した

私が wordpress を使い始めたのは、遅くとも 2009年3月だった。
ちなみに田中久三というのは tanaka0903 というユーザー名が先にあり、0903 というのは 2009年03月という意味だ。ともかくこの時から思うところあって tanaka0903 名義でブログを始めた。しかし久三という名は嫌だと言われたので仕方なくほかに紀峰という号を考えてそれで紙の本を出版させてもらったのだ。それはまあ良い。

でこのブログを再開するにあたり twenty ten という、当時は出たばかりの、しかし今となっては恐ろしく古いテーマを使ってみたのだが、よその人のブログをいろいろと見て回ると、どこもかしこもテーマというかデザインが古びていて、実にじじくさい。

それでこのサイトくらいはバリバリ最先端の wordpress のテーマをバリバリいじって作ってやろうかという気がおきてきたのだが、結局はこの割と Iconic One というけっこう地味目なテーマを使うことにした。ただしプラグインでSNS共有ボタンをつけてみたんで少し派手になったかもしれない。

というわけでバンバンSNSでシェアしてくれたまえ諸君。ただし現時点で過去記事はまだ一部復旧してない。写真などのメディアも抜けている。

アジトで不要不急の仕事

連休は例のアジトに引きこもって、非日常な暮らしを楽しんでいる。このアジトの場所についてあまり詳しいことを今は書きたくないが、北関東にはありがちなごく普通の町である。世の中ではいわゆる盆正月とか連休という頃合いは逆に、人ごみや出費を避けて普段やらないようなことをやる。
部屋掃除くらいしか気が乗らないので、あとはブックマークの整理など、不要不急なことをやっている。
この google chrome のブックマークというやつなんだが、いろんな場所で使っていて同期してるとどんどん壊れていく。ぐしゃぐしゃになってしまうので、最近はブックマーク(とそのほかの一部)だけ同期をやめてしまった。google ともあろうものがなんて頭悪いんだろう。で、そのぐしゃぐしゃになったブックマークを手で直している。まったく急ぎの仕事ではないが整理しておくととても便利。

『虚構の歌人』や、本居宣長の連載を書いていた頃の私には今と比べて時間がいくらでもあったと言ってよい。あの頃は給料をもらいつつ実際には自分のライフワークとしてこれらの執筆活動をしていたようなものだった。給料泥棒のように聞こえるかもしれないが、私の同僚にはそうした仕事の仕方をする人はざらにいるので、特に避難される筋合いのものではなかろう。
しかしながらこの3年間、コロナのせいでほんとうにひどい目にあった。私は5年前にある役職についてその仕事に6年間縛られることになった。3年目からあのバカ騒ぎが始まって、私はあのバカげた病気のせいで会議に謀殺されることになった。まったく無意味な会議だった。
covid-19 の前には covid-18があり covid-17があり悠久の昔からこのウィルス性肺炎というものはあったし、covid-19 のあとには covid-20 があり、covid-21がありcovid-22があり、今年はcovid-23があって、これからも未来永劫ウィルス性肺炎というものはあるのである。人類がまったく無菌状態の世界で暮らすようにならない限り。人類はずっと細菌やウィルスと免疫系を構成して生きているものなのだ。
そんな当たり前なことがわからずただ対策という名のバカ騒ぎで時間を空費した。
世の中もおかしいが私にたまたま割り当てられた役職もバカげたものだった。しかしながらこの仕事をとにもかくにも担ったことで、私は多少、自分の執筆活動について罪滅ぼしをしたような気になっている。
4月になってあのあほらしいコロナ対策会議というものもなくなり、私はやっと3年前のゆとりある気分を取り戻しつつある。そう私はこんなに自由だったんだ、あの頃はと思える。そしてこの役職も今年1年で終わりなので、いくらなんでも今よりもっと忙しい仕事を振られることはなかろうと思っている。
世の中にはこういう役職についてどんどん仕事や会議が降ってくるのを喜び楽しむ人もいるかもしれないが、私はなにかものを書いていたり、プログラミングしてたりするほうが楽しいたちなので、会議にはなんの喜びも感じない。というのは少し言い過ぎかもしれない。無意味な議題をできるだけ避けて、有意義な議題にできるだけ集中し、参加者の意見をできるだけ取り上げて、私の後任者に仕事を引き継ぐ、それに多少のやりがいを感じないわけではない。そしてできればこの体験を小説にでもできたら、その小説がいつか正当な評価を受けてくれたらうれしいと思っている。

『虚構の歌人』に関していえば、あれはあの時の私にしか書けなかった記念碑的な作品だと思っている。稚拙さ、未熟さも含めて、ああいう一冊の書籍という形で作品を残せたのはたいへんありがたかった。その機会を与えてくれた人のために今、夏目書房新社のwordpress仕事を手伝ってあげて(こことか)、ついでに私のこのブログも復活させたのである。

wordpress polular posts (2)

wordpress popular posts を設置してみて思ったのは、 おそらく私のブログを見に来る人のかなりの部分は google検索かなんかで来るんだろうなということ。私のブログの読者というよりも。 過去記事が唐突に読まれる傾向があるからだ。あと銀行ネタは割と読まれている気がする。

wordpress popular posts

このブログのアクセス解析はずっとやってなかった。 誰かに読まれているという意識があまりなかったんだけど、popular posts というプラグインを入れてみた。アクセスがあるたびにカウントするんだろうから、最初はあまり正確ではなかろう。はてブやツイッターもときどき突然押されててびっくりする。
まあ、どれもよそのブログのまねをしているだけなのだが。ちなみにこのサイト、2009年3月から初めているので、ペンネームが久三なのだが(ドメイン名がペンネームより先に決まった)、当時 wordpress はまだ珍しかったはずだ。ブログソフトはだいたい movable type が使われていた。perl が嫌いだったのと movable type は当時私企業が作ってて、ライセンス的にGPLな wordpress にしたんだった。当時はまだ movable type の方が wordpress より信頼性が高いと言われていた。今はそんなこと言う人はいない。

最初ここのブログタイトルは不確定申告というものだったらしい。確定申告という名称はおそらく源泉徴収などで余計に納税してたり、或いは申告漏れしてたりして納税額が未確定なのを最終的に確定させるから、そう言うのかも知れんなと今思った。源泉徴収なんてまさに未確定申告だもんな。不確定申告 はまだ名前だけはてなブログに残してある。昔は確かはてな日記と言っていたはずだ。あ、違った。はてなダイアリーだ。だんだん何もかもが忘れ去られていく。ブログをはてなに置くか自宅サーバーに置くかでしばらく迷った。結局自分でwordpressいじったほうが楽しいというので自宅にしたのだった。

ウェブ日記らしきものはそれこそ NCSA Httpd が出た頃から書いてた(少し嘘。でも最初使ったのはこのソフトだ)ので、ずっと古い。