平家物語を読み始めた。
まあまあおもしろい。
しかし軍記物語と比べると、テンポがのろいというか、オチが無いというか、どうでも良いことがくどくどくどくど書かれている。
たとえばほんの最初の辺りだが、
平清盛に寵愛されたという白拍子の祇王と、その妹と母、
さらに祇王に取って代わって抜擢された仏御前という四人がみな尼になって全員極楽往生の本懐を遂げたなどと、
どちらかと言えば今昔物語か源氏物語みたいな話がエピソードとしてばんばん挿入されている感じ。
平忠盛がちょこっと書いてありすぐ清盛、そこからが長い感じ。