日本の電子書籍

投稿者: | 2013年3月27日

[マンガ抜きに、電子書籍は制覇できない](http://toyokeizai.net/articles/-/11724?page=5)

> おそらく、ベゾス氏が期待しているのは、出版社提供の電子書籍の売り上げからマージンを得るビジネスではない。本命は、アメリカで成功した「キンドル・ダイレクト・パブリッシング」だろう。すでに、アメリカではここからミリオンセラーを出す作家が誕生している。

今、kindleがどうしたこうしたと言っている人のほとんどは、ずっと昔から出版業界にいる人だと思うのだが、
既存業界が、アマゾンにマージンを取られつつ、収益を上げられるとはとても思えない。
既存の紙媒体のコンテンツを電子化する手間。
けっこうやばいと思う。

たとえば私はできるだけ本は買いたくないから図書館で借りてくる。
しかし中には、電子書籍として新たに金を払っても買いたいものもある。
たとえば岩波文庫『日本外史』とか。
丸谷才一『後鳥羽院』とか。

『後鳥羽院』文庫化されたよね。
丸谷才一が死んだからかな。
でも kindle 版が出ない。
kindle 版で丸谷才一検索してもほとんどみつからない。

既存の出版社がまるごと kindleに本を出せば多少賑わうだろうね。
それは kindleにとっては良いことだ。
でもそういうことは今後もないんじゃないか。
kindle だけだと誰も幸せになれない。
kdp で個人が直接出版する時代が来ないと。
長い年月と、ノウハウの蓄積が必要だ。

出版業界以外の人で kindle が、といっているのは一部のプロの作家と一部の同人作家。
私はそのどちらでもない、たぶん。
非常な孤独を感じる。

最初から電子書籍にできる形で入稿すればよい。
最初から電子書籍でも出力できるワープロにすればよい。
しかし未だにたいしたワープロはない。一太郎ですら。
シェアという意味では microsoft word が正式対応してくれないとどもこもならんと思う。

アマゾンは正しいし、アメリカの先行事例のようであるべきだ。
英語だと読者が数十億いるからミリオンセラーが出てきてもおかしくない。
kdp やるならほんとは英語で書くべきなんだろうね。
日本語では読者は一億人くらいしかいない。
どうするよ。
死ぬ気で英語の小説読んで、自分でも英語で一から小説書いてみるか?
ていうか日本史にしろ世界史にしろ英語で書いた方が絶対売れるのは、言うまでもなくわかっている。
さらにいえば、別に日本人だけに読んでもらいたいとも思ってないし、日本人向けに書いた内容でもない。
いやしかしね、自分の書く英語が世界に通用するようなもんじゃないことは、自分で知ってる。

> 日本の電子書籍市場は、昨年時点で629億円。そのうちの約8割がエロ系漫画を中心とした漫画コンテンツだ。この市場は日本独特のガラケーによってできあがったものだが、キンドルは漫画を読む端末としては優れていない。

確かにガラケーはエロ漫画端末としては優れてただろうね。
そういう需要もあるだろうが、
活字を読みたい人ってそんなに少ないのかね。
みんなが漫画、それもエロ漫画を読みたいかね。

kdp というメディアには kdp に適したコンテンツを作ればいいだけじゃね。
既存のメディアや業界のことをあれこれ言っても仕方ないと思うんだけど。

[電子書店はみな赤字?](http://mayer.jp.net/?p=1678)

で、日本の弱小電子書籍が軒並み撤退する。
全部 DRM で保護されているから、読めなくなる。
なんなんだよそれは。
また、PC-98 や MZ の歴史を繰り返すのかね、日本は。
あほか。
ていうかソニーはどういうつもりで電子書籍始めたのだろうね。
とりあえずかね。

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