まだなんとか生きている

入院3日目。

昼間寝てばかりいたので真夜中にも目が覚める。

いつものことだが隣のいびきがうるさい(笑)。よっぱらいがいきおいよくかくいびきではなくて、なんかうなっているような、寝言のような、よくわからんいかにも年老いた病人のいびきだ。

ノイズキャンセリングイヤホンなしでは生きていけない体なので寝ている間もそれをつけて、ときどき外して充電などしている。耳栓をもってくるのを忘れた。耳栓無いときはティッシュを噛んで湿らせて耳に詰めている。これが一番簡単で効く。

ひまつぶしに、夫が脳梗塞になりまして、なんていうマンガを kindle unlimited で読んだりしたが、若い人も入院しているが、などと書かれているけど、私の周りはいつも年寄りばかりだ。46才で入院してから何度も入院を繰り返しているが私の周りに若い人がいたことは一度もない。

カテーテルを右首と右鼠径部から挿したのだが、首はまったく痛くないが、鼠径部が麻酔が完全に切れたせいか少し痛む。我慢できないというほどではない。

「安藤レイ」を読み返すと「止血バンドを半日も縛り続けるのがほんとうに苦痛だった。」などと書いていて、そんな止血バンドなんてものは今回使ってないし、そんなに痛くもなかったなと思う。

基本的に傷口がふさがれば即退院、翌日にはもう土曜日出勤の仕事だ。日常が帰ってくる。

すでに歩いてもよいとはいわれている。ふだん小銭は使わないのだが、飯があまりにも味気ないので、緑茶を買ってきて、ご飯にかけて食べている。

深夜に起きていたら看護師さんが見回りにきて、尿検査があるからトイレに行ったときにナースコールで呼ぶように言われた。

看護師も医者もみんなものすごく若い。肌が生き生きしている。みんな研修中なのか?年取った人はどうなるのだろうと思ったら手術室の中にいた。採血に来た人も割と年が行っていた。

生命保険会社に入院給付金と手術給付金を請求しなきゃならない。今回はどうもオンラインだけで手続きができそうだ。入院(退院)と請求が年度末をまたいじゃいけないとかいうことはないよな?

今回はマイナンバーカードを提示したことで高額医療費手続きなしで高額療養費の限度額を超える支払いが免除てのを初めて試してみたのだが、今までといろんなことがいろいろ変わっていてきちんとまとめておきたい。

病院は差額ベッド、つまり有料ベッドだけにして無料ベッドをなくそうとしているのではないか。wifi飛ばすのだって金はかかるし、病室のメンテやリフォームにも金がかかるし、そういうのに差額ベッド代を当てようとしているのではなかろうか。

アパホテルくらい狭くていいから個室にしてほしいな。いや、風呂やトイレは共同で良い。ベッドとロッカーくらいしか要らない。テレビは要らない。冷蔵庫も要らない。ただ人のいびきを聞きたくないだけ。自分のいびきを人に聞かれたくないだけ(笑)。たまたま隣になった人の世間話なんか聞きたくないし、私のところに面会に人が来たらその会話も聞かれたくない。

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