[安藤レイ](http://p.booklog.jp/book/39448)一応完成した。
240枚。
めちゃくちゃ時間取られた。
しかし、かなりの部分が単なる病中手記なので、小説的部分はその半分くらいだろう。
もちろん、病中記録は小説のつなぎというか、雰囲気に使っているわけだが。
自分では(今までで一番)面白いつもりだが、長いので読むのがたいへんだろうなとおもう。
結果的に、私の小説の中では、長さの割に、主人公のひとりごとが異様に多く、また登場人物が異様に少ない。
以前、過去形が多すぎる、と言われたことがある。
今回もそうかもしれない。しかし、多分私は過去形が好きなのだと思う。仕方ない。
さらにどうでも良いことだが、表紙絵は某ペイントソフト + Inkscape + Intuos4 で描いた。
実は右手と左手で参考にした写真が違う。
採血をするときの手の形というか、注射器の持ち方というか、針の打ち方は、google で検索してみると、結構まちまちなので驚いた。
我々は普通、親指でおしりを押さえて人差し指と中指で挟む、という持ち方を考える。
しかし、実際には、親指と中指で側面を挟んで、人差し指は頭を押さえる、または、人差し指と中指で側面を挟み、親指と薬指でおしりと頭を押さえる、というのもある。
表紙絵に採用したのは、親指と中指で側面だけを挟んでおり、人差し指、中指、薬指などは採血する腕に固定している。
もう一方の手も注射器、もしくは腕に添えている場合が多い。
看護師がずきんをかぶっているかいないかとか。
コスプレではたいていかぶるが、普通はかぶらない。髪型も長すぎるときには後ろで結ぶが、今時の髪型は割と自由なようだ。
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