飲食業界では当たり前のことなのかもしれんが、つらつら考えるに、
飲食店で最近喫煙のところが多いのは単に食後一服している時間がまったく儲からないからだろう。
その時間が十分か十五分であったとしても、全体では大きな損失になる。
売り上げをきちんと計算すればすぐにわかることだ。
飲食業界紙でも当然すでに指摘されていることだろう。
特に昼食時のように少しでも客が回転してもらいたい時間帯では禁煙にしたほうがもうかる。
逆に、昼食時以外であれば比較的客にだらだらしていられてもかまわないから、禁煙でない店もある、
ということではないか。
スタバのように完全禁煙というのは明らかに海外の文化によるものだろう。
また、昼食時にタバコの吸える店がたまにあると、そこには逆に喫煙者が殺到して店は繁盛する。
そういう店はほぼ全員が喫煙者だから、タバコを吸わない人は自然と近寄らないようになる。
店としてはそういう生き残り戦略もあろう。
これが、酒を飲む店になるととたんに喫煙率があがり、故に禁煙にすると儲からないという逆の現象が起きる。
だから居酒屋には禁煙の店が極めて少ない。
条例などあってもかなり消極的だ。
神奈川県の海水浴場でも、海の家は喫煙できる(海岸で海の家が喫煙所を兼ねている)ので海の家が臭くて仕方ない。
砂浜は広いのだから禁煙の海の家と喫煙可能な海の家で分ければよさそうなもんだが、
おそらく未成年と思われる若いバイトのにいちゃんなどもみなタバコを吸う土地柄だからもう何を言っても仕方ない。
ようするに、単に、もうかるかどうかで禁煙か喫煙かが決まっているだけなわけだ。
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