刑務所の図書館

引き続き戸塚宏の「刑務所の三悪人」を読んでいるわけですが。

国際条約で、刑務所には図書館を作らなくてはならず、図書館を受刑者に使わせなくてはならないことになっているが、日本の刑務所では受刑者に図書館を使わせてないらしい。

図書館の蔵書も地方自治体の図書館のお下がりのようなもんばかりで、しかも赤川次郎とか西村京太郎とかそんなんばかりらしい。使い物にならんなー。

善良なる一市民として、国家権力にやむなく反逆することもあり得るし、良心に従って法律を犯すこともあり得るわけでしょう。それで刑務所に服役する。そういうとき自分の読みたい本を読みたいだけ読めるというのはやはり保証されてたいよね。

悪名高い肛門検査も今では人権的に問題があるとかで廃止されたらしいよ。田中角栄も戸塚宏もみんなやられたわけですよね。

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