塩干するめ

八王子の乾物屋で「塩干するめ」というものを買った。青森産。二枚一袋。開いてありげそ付き。
見た目は生のするめ。
そんな高価なものではない。
普通に、常温で売られていたように思うのだが、はてどうだったか記憶が定かでない。
しかし明らかに昔、冷凍や冷蔵技術の無かった頃は、常温で売られていたのに違いない。だから乾物屋が扱っているのだろう。
ググると、長野にも塩イカなどというものがあるらしい。
極めて塩気が強く、袋にも「塩分を取り過ぎると、健康を損なうおそれがありますので、十分に塩抜きしてお召し上がりください。」
などと書いてある。
塩抜きしてもそうとう塩辛い。

思うに、こういうものは、単なる保存食というだけでなく、内陸部では、塩分を摂る目的でも食べられていたのに違いない。

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