これは入院中に撮影したものだが、
心臓の左側と右側に同時にカテーテルを通す。左側は動脈から入れ(左心室は、全身に血を送り出す側)、
右側は静脈から入れる(右心房は全身から血が返ってくる)。
動脈は手首から、静脈は肘の内側から入れる。
動脈は高い圧力がかかっているのでなかなか止血できない。
中が空洞になったバンドを当てて、そこに空気を送り込んで、圧力をかけて止血する。
手首が動かないように添え木をあてる。
徐々に空気を抜いていき、8時間ほどで止血バンドを取れるはずなのだが、
中で内出血していたらしく、じわじわ血がにじみ出してくる。
それで再び空気を入れて、それを1時間おきに徐々に抜いて、最終的には翌日に止血バンドを外した。
黒い点々はマジックで書いたもので、内出血の範囲がさらに広がってないか確かめるために書いたもの。
止血バンドをはずして血などをきれいに拭いたところ。
心臓カテーテル装置だが、[このページの写真](http://www.kamagaya-hp.jp/depart/cardiology/cardiology.html)
のものとほとんど同じだと思う。
X線カメラが二台、ロボットアームみたいなのでぐいんぐいん動き、
液晶ディスプレイが8枚くらい並んでいる。
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