相変わらず、『[アルプスの少女デーテ](http://p.booklog.jp/book/27196/page/358837)』を手直ししているのだが、
ラガーツ温泉について調べていると、面白いことがわかった。
スイスに鉄道が出来たのが 1845年で、おそらくラガーツ温泉というのは、鉄道がマイエンフェルトまで通ってから開発されたのじゃないかと思ったら、
やはりその通りで、もともとは山奥の秘湯だったのを、1840年に初めて里までパイプラインで引いてきて、
1870年くらいに世界初の温水プールなど作ったりしたのである。
だから、デーテがラガーツ温泉に仲居として働き始めたとき、ラガーツは保養地としてできたばっかりだった、ということなのである。
いやあ、ちゃんと調べてみないと知らないことって多いよなあ。
たまたまなのかもしれないが、
シュプリは、ナポリで傭兵とかラガーツ温泉とか、割と当時の流行りの、キャッチーな話題を盛り込んでいた可能性があるよね。
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