銭Kindle版

> KDPじゃなくて、エンターブレインから出ている本なので、何冊売れたのかわかりません(笑)
[銭とSS-4](http://www.misokichi.com/chinge/2013/03/ss-4.html)

とあるので、比較のために買ってみる。
サンプル部分ではよくわからんかったから。
紙の本はたぶん全部買った。もう処分したけど。

文字はそのまんまみたいだな。金払ってあるんだろうな。でもあんまり読みやすくない。
文字はきちんと打ち直した方がいいんじゃなかろうか。
スクリーントーンは明らかにグレーに直してるな。
一手間かけてる感じ。

古い漫画の電子化って実はけっこうめんどくさいんじゃね。

> 架空とは言っても、実は取材してドキュメントで描いている漫画より、本当のことが描けるのがフィクションの強みなんですね。

わかるわかる。
特に鈴木みその場合はそうだなー。

限界集落温泉

鈴木みその「限界集落温泉」は第1、2巻をすでに紙媒体で買っていたのだが、
全4巻Kindle版で買い直す。

> フォントは契約があるので使えないよ。出すなら文字を打ちなおしてね。
[Amazonで漫画を出版01](http://www.misokichi.com/chinge/2012/12/amazon01.html)

などとあるが、特に1巻目の文字組がよろしくない。スペーシングが。
縦が空きすぎていて横がつまりすぎている。
イラストレータやフォトショップなど通常文字を横組みにしかできないソフトでむりやり改行いれて縦組みしたときによくこうなる。GimpやInkscapeでも同じ。
日本語を縦組みにするには専用のソフト使わなきゃダメだよな。
アドビならインデザインとか。
コミスタなら縦組みくらいできるはずだが。
CLIP Studio とか。
でなきゃ一太郎でepub出力するとか。
後書きとか奥付けなどの文字組もなんかもそう。

> 紙からスキャンの方がずっと楽。文字はイラストレーターかインデザで作ったものを添付。途中からコミックスタジオ。ひらがなを明朝、漢字をゴチックに変換。書きだした文字の行間が伸びるバグが発生。一コマずつ手で調整。ああもう。
[Amazonで漫画を出版02](http://www.misokichi.com/chinge/2012/12/amazon02.html)

あー、もう、目に浮かぶようだわ。

伊豆下田が鈴木みその生まれ故郷だというのも初めて知った。
でなければこれだけ方言を完璧に作品に入れるのは難しいよね。

ニコ動ネットアイドル系から途中でAKB路線に切り替わっているのが面白い。
ていうか連載が進むにつれてストーリーが微妙に揺れ動いているのが鈴木みそらしいよね。

スクリーントーンを使っている以上(PC上の擬似トーンを含む)粒状の模様を縮小すると、格子縞の干渉で模様ができる、いわゆるモアレが生じることがあります。
ちなみにモアレというのはフランス語で、「模様が荒れる」模荒れ、ではないですがそんなことはどうでもいいです。

結論から言えば、これはどうしようもありません。「コミックスタジオ」は、粒状のトーンをグレーにして出力することができますから、生データからトーン情報を変えて書き出せばオーケーです。

> スクリーントーンを使っている以上(PC上の擬似トーンを含む)粒状の模様を縮小すると、格子縞の干渉で模様ができる、いわゆるモアレが生じることがあります。
結論から言えば、これはどうしようもありません。「コミックスタジオ」は、粒状のトーンをグレーにして出力することができますから、生データからトーン情報を変えて書き出せばオーケーです。
[Amazonで漫画を出版03](http://www.misokichi.com/chinge/2012/12/amazon03.html)

モアレはでまくってる。
全然ダメ。
だが直すのはめんどくさいだろうから仕方ないのかなあ。

私の場合文字だけの小説なので、役にたったようなたたないような情報だった。




A Sketch of Kawagoe

[kindle版川越素描](http://www.amazon.co.jp/%E5%B7%9D%E8%B6%8A%E7%B4%A0%E6%8F%8F-ebook/dp/B00BLNTYBQ/ref=sr_1_5?s=digital-text&ie=UTF8&qid=1361926480&sr=1-5)
やっと出た。

ていうか、芥川龍之介の[素描三題](http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/157_15212.html)
なんか見ると、ものすごく短い短編。
ショートショートというか、掌編小説というか。

司馬遼太郎の『アメリカ素描』というのは割と長い随筆なんだが、
まあ、素描といったら、
スケッチなわけだから、短編か、短編集みたいなものを言うのだろうが、
この「川越素描」というのは、どちらかと言えばがっつり長編であり、
今更だが素描らしくない。
というより、私が書いたものの中では一番複雑怪奇な構成になっていて、
たぶん今後もこんなへんてこなものは書かないと思う。

しかも川越というよりは関東全域の話になってしまっている。

だけどまあ気分としては、私はこれを
A Sketch of Kawagoe と呼びたいのだ。
ざっくりとラフな記述スタイルの長編、と言えば良いか。

kindle paperwhite は「実機」として、kindle版の見た目の最終確認に使う感じ。
まあ、一応必要だわな。

秩父

新人賞に応募したやつをパブーで公開してそれを今度からはkindleで出そうと思っているのだが、
パブーのやつも順次kindle化していく。
で、「川越素描」kindle版を用意していたのだが、もともと400枚くらいのかなり長い小説なんだが、
そもそも太田とか長尾とか上杉とかなんなんだとか調べ始めたらきりがなくて。

足利成氏とか。結城とか。多賀谷とか。

で、長尾景春はなぜ秩父で挙兵したかとか。
どんな不満があったのか。どんな勝算があったのかとか。秩父面白い。

長尾とか上杉というのは長尾景虎すなわち上杉謙信のイメージでなんか越後の人みたいに思うが、全然違う。
上杉はもと丹波の藤原氏だ。
長尾は頼朝より前から鎌倉に居た。
太田は上杉と一緒に鎌倉に来たらしい。

上杉は越後上野武蔵相模の守護。
本州の一番肉厚なところを縦断している。
だから、鎌倉公方は東関東の下野国古河を拠点とした。
決して、鎌倉を追っ払われて古河に逃げたのではない、たぶん。
その下総には鎌倉公方シンパの結城氏がいる。
上杉ラインの要となるのは武蔵と上野の境、利根川沿いの五十子陣。
景春は秩父に入り込んで長瀞奥の鉢形(今の寄居町)に城を築き、
五十子を背後からヒットアンドアウェイで攻撃した。
秩父は三方を山に囲まれ出口は長瀞渓谷のみ(今は西武秩父線とかいろいろ通ってるが)。
長瀞口に城を築けば敵は容易に攻め込めない。
秩父は水も豊かで土地も肥えている。しかも広い。奥多摩の二倍はある。
五十子が落ちると上杉の越後・上野・武蔵・相模ラインが秩父・五十子・古河ラインで分断されてしまう。
景春すげえ。頭良い!ってことに気付いてしまった。

長尾上杉がなんで越後とか上野に居るかというと、尊氏について新田を討ったからなのだ。
新田がもともと上野・越後に土着した人で、足利が上杉・長尾に新田の旧領を気前よく与えてしまった。

とか調べだしたらもう切りがなくて。

古河公方と上杉の主戦場は上野と下野の間で行われた。
太田氏が守備した川越・江戸ラインに侵入してきたのは主に下総千葉氏だったらしい。

アマゾンの概要のところは本文を一部転載するようにした。
その方が楽だし、どんな雰囲気かわかりやすいと思ったから。

kindle版は紙媒体版と同じくらい改版が難しいのだけど、
もう校正ばっかりやってるとまじ切りがない。
売れ出してもないのに完璧を期するのもあほだと思い、
とりあえず出す。

五十

五十嵐はなぜ「いがらし」と読むのだろうか。
五十子は「いらこ」「いかご」「いかっこ」などいろんな呼び方がある。
五十日を「いそか」といい、「いか」というようになったので五十を「いか」と言うようになったとウィキペディアにはある。
ようわからん。

多賀谷氏家

[多賀谷氏家](http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9A%E8%B3%80%E8%B0%B7%E6%B0%8F%E5%AE%B6)
には、

> 宝徳3年(1451年)、足利成氏の命により関東管領・上杉憲忠の鎌倉西御門館を急襲、氏家・朝経兄弟は憲忠の首を討ち取った(享徳の乱)。

と書かれているが、
[上杉憲忠](http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8A%E6%9D%89%E6%86%B2%E5%BF%A0)
には、

> 享徳3年12月27日(1455年1月15日)に鎌倉にある成氏の西御門邸に招かれた憲忠は、成氏の命を受けた結城成朝の家臣多賀谷氏家・高経兄弟によって謀殺されてしまった

と書かれている。
どっちなんだよ。

神宮式年遷宮

明治聖徳記念学会紀要『式年遷宮を終えて』を読んでいて思ったのだが、
確かに式年遷宮が天武天皇から始まったのかどうかということも、疑おうと思えば疑えるわけで、
天武天皇は確かに古すぎるし、
その起こりから「廿年に一度まさに遷御せしめ奉るべし」などという明確な勅令があったのも不自然で、
持統天皇からじわっと自然に始まったというのが、ありそうな気がする。

さらに疑うと、伊勢神宮というのはもともと、天皇一代限りで移築される御所に付属したものであり、
恒常的な都が作られるようになって初めて伊勢に移され、
移築の伝統が伊勢という一箇所で式年遷宮という形式で繰り返されることになったのかもしれない。
そう考えるのが一番自然ではなかろうか。

タブレット

kindle paperwhite は、まあこれはこれで良い。

10型の sony xperia は、SDカードが直接挿せて、pdfを読むのには適している。
論文とか結構 pdf でネットに置いてあるから、そういうのをがっつり読むにはこういうのが良い。

7型の regza では少し小さい気がする。だが、ネットにつなぎながら持ち歩くにはこんなほうがよい。

いまでもときどき panasonic の let’s note (windows xp) を持ち歩きたくなることがある。
昔はノートPC 一択だったのだが今はいろいろあって何だ。

ああそういえば、windows 8 タブレットというのもあったのだった。
どうしよう。

玄米

玄米の食感は、精白米とぬか床を混ぜたようなものかと思っていたが、
野菜のようにシャキシャキしてて、まさにモヤシを食べている感じだ。
うまいかと言われれば、大してうまくない。
食うのに疲れる。すぐ飽きる。
炊飯に時間がかかるのも面倒だ。
白米は速炊きできるのだが。

麦ご飯がすきだったのだが、玄米を食べていると白米が恋しくなり、
麦ご飯も食べたくなくなってしまった。

コレステロールを摂りすぎると血管が詰まりやすくなり、脳梗塞、心筋梗塞になる。
コレステロールが少なすぎると、血管が弱くなり、脳卒中になりやすくなる。

永平寺の禅僧みたいな粗食ばかりしていればコレステロールが欠乏することもあるかもしれんが、
現代人が普通に飲み食いしていても獣脂は摂取してしまう。
パンにはバターが含まれるし、お好み焼きには卵が含まれる。
外食すればお通しに肉が出てくる。
なので、コレステロールを摂らないくらいな方が、コレステロール値を適正に保てる気がする。

肉を食うと空腹に耐えねばならぬ。
肉を食わないと米やパンを腹一杯食っても太りにくいのが良い。
主食メインで良いんだと思う。

ガラパゴス

オリンピック種目でもセンター試験でもそうだが、
日本人はこれという確かな目標が定まると、ガラパゴス的にそれに最適化しようとする。
外乱が少なすぎるのだろう。
外乱がない方が、特殊な、独特な進化を誘発しやすい。
それはガラパゴスの良い発現の仕方だが、
悪い方へいくと、要するに将来性の全くない、盲腸のようなものをひたすらはぐくみ育てることになる。

民主党政権が崩壊して不況がやや和らいだように見えるのだが、
結果論で言えば、民主党政権の前の自民党政権のとき円安なのに不景気だったのは、
日本の政治がどうしようもなく行き詰まってしまっていたからだろう。
そして自民党がしばらく野党に転落して返り咲くと、
日本の政治の連続性の良い面が息を吹き返して、経済や民心によい作用をするのだと思う。

民主党は、ようは、小選挙区制を導入して日本に二大政党政治を人工的に作り出そうとして、
みずからをアメリカの民主党のようなリベラルと位置づけて、自民党を相対的に共和党に仕立て上げた。
アメリカの政治はエスタブリッシュメントと、移民や黒人などの対立からできているから、
資本家と労働者、
保守と革新、
共和党、民主党というわかりやすい対立の構図ができ、その間をだいたい8年とか16年くらいのかなり長い周期で調整するので、
うまい具合に機能するのだろう。

ところが、民主党というのは、いつまでたっても人工的に作り上げたリベラル与党というだけで、
何の実態も持ち得なかった。
そうすると、戦前の政治家の生き残りである自民党の「血筋」の良さというものが、こういう不景気には効いてくる。
自民党は野党になるたびに刷新して強くなる。
民主党にはその気配すらない。

世襲議員はダメだとその一点張りしか言えない人もいた。
世襲議員はあまりよろしくないが、それを完全に否定しようとするととんでもないことになるってことは今回よくわかった。

結局日本というのは、自民党という一党独裁が20年とか30年周期くらいにときどき野党に転落して、
そこで政治的調整と混乱を経て、
ふたたび一党独裁に戻る。
そういう政権交代の形を取るのが一番安定していて効率的なのではなかろうか。

確かに自民党政権は未だに何もやってない。
為替操作とかインフレターゲット政策すらまだやってない。
やるかもしれませんとは言ったかも知れないが。
景気が回復しつつあるのは、
自民党政権が復帰したとき、多数議席を占めたとき日本は強いという歴史的前例があるからだろう。