アナン『ノーファインダー』

どこからでてきたのかわからない、ネットで検索してもみつからないが、おそらくまともなライター、
新聞社勤務かなにかの人が書いたものだろう。
まだ途中までしか読んでないが、非常に面白い。

話の内容と、ネットに全然ひっかからないことから、ずいぶん古い紙の時代のものの復刻ではないかと思う。
たとえば著者はすでになくなっていてその遺族がアップしているとか、そんな感じ。

たぶん今から五十年前のカメラマンって仕事は今のCGクリエイターみたいなもんだよな。
すごく稀少な技術者だった。

まてよ、有料の本の書評書いた方が、少しは儲かるんじゃないか。
図書館で借りてくるか(笑)
賃金として考えりゃ安いもんだわな。

思うに、パブーにも読者がいないわけではなかったが、
ほとんど売れなかったのは、
パブーでお金を払うのには面倒な手間があったからだ。
アマゾンを見に来る人は多い上に普段からポチり馴れている。
アマゾンのユーザーというのは、ふだんからネットで買い物をするのに馴れている人、ということだ。
そういうところに本を並べておけば、
たくさんの人の目に触れてたまには買ってくれる人もいる。

それに紙の中古だとアマゾン以外に古書店がいてたいてい別に郵送料がかかり、届くまでに時間がかかるじゃん。
kindle だとポチったらすぐに読める。
これは便利だわな。

アンドロイドのスマホ、つまり google play のユーザーではどうだろうか。
人は多いだろうが、たいてい無料で済ますのではなかろうか。
よくわからん。
いずれにしても他の買い物をしたことがあるひとは割と気軽に別の買い物もできるわけだ。

将軍放浪記も将軍の仲人にしてもいままで一度も売れなかったのに、
川越素描を無料キャンペーンにした巻き添えでちょこっと売れた。
すごいなあと思う。

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