マダガスカル

テレビでマダガスカルを見る。 マダガスカル2広報用にぶつぶつに編集されCMを挿入されたやつだが、まあおよその雰囲気はわかった。 これは、ジャングル大帝などでは曖昧にぼかされていた禁断のテーマをパロディ的に解決したものであって、動物園を逃げたライオンが仲間の草食動物ではなくて寿司を食うことによって野生の本能をコントロールするというもの。 なんかかなり納得できないというかそれでいいんかいというものを感じた。

干物

箱根や伊豆に行くとついおみやげで干物を買ってしまうが、干物は小田原の魚國という店で買うと良い。しかしこの店は本物の魚屋なので、干物よりもついつい鮮魚の方に目がいくのが問題といえば問題である。

キンキはでかいがそんなうまくないし、焼くとかなり臭い。金目鯛の開きの方が身がぷりぷりしてうまいかもしれない。

飲み屋横丁

なぜか祖師谷大蔵に呼び出されて飲み。北口に昭和的な横丁が二ヶ所ある。そのうちの家族経営的某居酒屋で聞いた話では昔はこれらの横丁は普通のスーパーだったらしい。それが30年近い年月をかけて飲み屋街になった。祖師谷も典型的な団地の駅前街だが、こういうところにはかつては普通の洋服屋や雑貨屋だったところが今は飲み屋横丁として存続していることが多い。小田急沿線では比較的珍しく、登戸と向ヶ丘遊園の間にもやや名残をのこしている。まともかく祖師谷はなかなか面白いところだな。

ダイエット

今このときにも世界中で何億という人たちがダイエットのために飢えに苦しんでいます。

もう1ヶ月ほど79kg台で微動だにしない。人体の神秘。あるいはこれが私のベスト体重なのか。ていうか今は内臓脂肪と筋肉が落ちきった状態。これからさらにある程度以上カロリー摂取を落とした食事を続けても、蛋白質もほとんどすべてカロリーとして消費されるので、炭水化物をとろうがとるまいが関係ないという状態なんじゃなかろうか。

ダイエットというのは自分の体と対話すること。対話相手がいるとかなり気が紛れる。いろいろよけいなことをしなくても焦らない。というか、今までずいぶんよけいなことばかりしてきたなと。やる必要のないことをやりまくってもがいているより何もしない方がほんとは良いのかも。

ダイエットもラマダンのように他人と体験を共有することで強いコミュニティを作ることができるのではないか。他人と苦しみを分かち合うということは実はすごいことだ。いっしょに貧乏する、一緒に敵から身を守る、一緒に遠く旅をする。

おいしんぼ

最近、といっても最近復活したばかりだが、おいしんぼでは、「ご飯が進む」がうまいの代名詞のようだが、低炭水化物ダイエットしていればご飯がうまいのは当たり前なのであり、そもそもご飯がうまいのは当たり前なのではないか。

そういえばインドネシアかシンガポールのパンダが低炭水化物ダイエットをやらされたとかあったが、パンダは笹と竹しか食わないのではないか。
笹と竹でどうして低炭水化物なのかと思った。

調べたらタイの動物園だった。
パンを食わせていたのをやめたんだそうだ。パンダがパンを食べるなんてまるでだじゃれ。

http://www.newsclip.be/news/2007114_009062.html

暖かい日。

新卒採用

講談社が赤字だと言うが、モーニングやヤンマガなどを抱える講談社が赤字とはにわかには信じがたい。週刊少年マガジンなどが不調ということか。かつてミスターマガジンは王道の狗とともに休刊してしまったのだが、ではミスターマガジンはなぜ死んだのか。今のイブニングやモーニングツーやグッドアフタヌーンはミスターマガジンの屍の上に築かれているのだろうか。ていうかもう講談社は薄利多売の少年誌やめちゃえば良いんじゃないのか。どうよ。

それはそうとモーニングの某自己啓発漫画というのか、ドラゴン桜とかなんかのあれだが、要するに、高度経済成長期の会社というのは軍隊組織をまねたということだろう。軍隊というビジネスモデル。それは資本主義とも社会主義とも親和性があるが、どちらかといえば社会主義に近い。資本主義の中に社会主義を埋め込むには最適なモデルだったかもしれん。新卒というのはつまりは新兵。純真無垢な田舎の農民の子を新兵として徴発し、先輩の兵士に新兵を訓練させることで、単に教育するというのでなく上級の兵士にモチベーションを持たせたり、濃密な上下関係を作ったりする。

20代、30代の頃は、フレッシュマンとして入社して、やがて部下ができてその教育と指導もするようになり、だんだんに出世して会社全体の組織が見渡せるようになると同時にやりがいも増大していく。そうやって社員全体のやる気を最大限に引き出していく。これまさに日本軍の軍隊モデルではないか。

そのモデルは、大企業であればあるほど有利。スケールメリットがある。無駄に細かく階級を作って2,3年に一度くらい徐々に出世しているように見える。定期昇給。なんとなく自力でだんだんに出世していっているように思える。しかしほんとはすべては見せかけであり、できレースであり、単に会社に管理されているだけ。その証拠に40才以上になると、とたんに方向性が見いだせなくなり、どちらに突っ走れば良いかわからなくなる。自分の頭で考えて自分の実力で出世していたように勘違いしていたせいだ。実際軍隊で40代より上で昇進するのは職業軍人の将官だけということになるから、すべての社員に対する見かけの出世によるモチベーションの維持というモデルがこの年齢以上には適用されない。もともとの軍隊にもなかったのだから、戦後の日本社会にもなくても不思議はない。

ただ高度経済成長期であれば、40すぎれば後は若手がわらわらとがんばってくれて60の定年まで特に疑問を持たずにたどりつけたのかもしれん。そういう無能な上司に給料を払い続ける経済的余力もあったろう。人間自分の存在意義について疑ったりはなかなかしないもの。たいていは自分の実力で今の安逸な地位を確保したと錯覚したまま定年を迎える。そして一度にすべての人間関係とやりがいを喪失して何をやって良いのかわからなくなるというパターンが多かったのだろう。

思うにこの軍隊モデルというものは幕末、明治維新以来の、軍国日本の最大の遺産であり、これに変わるモデルというのは容易には見いだしがたいに違いない。

それはそうと今のDellのキーボードはノートPCの方がデスクトップよりうちやすい。スペースキーの右側によけいなキーが多すぎてスペースキーが短すぎる。短いのは許せても全体に左に寄っているのが許し難い。いったい誰がこんな配置にしたのか。ノートPCはスペースキーがまだ中央に位置していてよろしい。

天狗

いつの間にか和風れすとらんになっていた。

禁煙席はあるし、ひろびろしてるし、安いし、子連れでも問題ないし、嫁は喜ぶし。

夕方寝てしまい夜中寝れない。

腹が減ったのでバナナ食べる。

どっちへ向かって走り出して良いのかわからないときは、立ち止まってみるのも良いのかもしれない。

バブル世代

僕たちより上の人は団塊の世代だとか全共闘世代と呼ばれ(つまりは高度成長期世代)、僕らはバブル世代と呼ばれる。僕らより若い世代の人たちに、後ろめたい気持ちもなくはない。普通に給料もらって普通に飲み食い出来ていて、しかもたぶん定年まではそうして居られそう。あと二十年くらい。それがしかしなんか煮詰まる。

二十代三十代まではいろいろもがいて試行錯誤してきてそれが楽しくもあったが、結婚もして住宅ローンを払い始めて転職もできない、新しいことを始めてもうまくいかないで徒労に終わることが多い、何もしないのが一番楽というこの現実。

今一生懸命がんばれば将来楽ができるという思想、つまり「先憂後楽」ということが成り立たないのでモチベーションがわかない。それが今の私。四十代半ば。高校生のとき、浪人生のとき、大学生のとき、そして仕事を始めて間もない頃。いつも後で楽するためにがんばってきたのだった。そしてだいたいそれは成し遂げてきた。今さらに偉くなるため、金儲けするためなら、がんばれもしようが、そんなことはできそうもない。閉塞感。愚痴乙。

ヴィンランド・サガ 第7巻

おもわずwikipediaでクヌート大王を調べてしまった。ヴァイキングの王で、イングランドとデンマークとノルウェーの王を兼ね、かつキリスト教に改宗したとは書いてあるのだが、父と兄が相次いで死んだのでその領国を継承しただけのようにも思われる。まあ、漫画だからいろんな脚色があって良いわけだが。