帝都春暦

[帝都春暦](http://p.booklog.jp/book/34939)をパブーに公開。
かなり趣味に走っているからと、全部読まないとたぶん意味不明な内容だから、全部公開して無料にしておいた。
こういうのを面白いと思う読者は(文章の善し悪しとかは別として、テーマ的に)はたして日本人の何パーセントなのだろうかね。

春暦というのはつまり為永春水『春色梅児(ご)与(よ)美(み)』にちなむ。

もちろん私が東大文学部の助手の生態など知るはずがない。
まして女子高等師範学校のことなど。
しかも大正末期の。
すべて想像で書いている。
大きく外してなければ良いのだが。

『帝都春暦』や『司書夢譚』などは、割と最近にさらっと書いた中編で、書くのにだいぶ慣れてきた頃のものだから、
あまり迷いがないのではなかろうか。
一方、『将軍放浪記』は事実上初めて書いた小説で、かなり書き直して、初期形態とはだいぶ変わってしまっている。

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