NHK大河ドラマの終焉

Disney+のShogunが流行ったことで、ディズニーは、NHK大河ドラマを真似ればアメリカでも流行って儲かるということがわかってしまった。これからディズニーはどんどん大河ドラマをパクってくる。ディズニーはNHKとは違って日本史に閉じたドラマは作るまい。東アジア史をやり、西アジア史をやり、ヨーロッパ史をやり、アメリカ史をやり、そして世界史のドラマを作るだろう。日本史しかやりたがらない大河ドラマは絶対に勝てない。

大河ドラマが扱うネタにしても、鬼滅の刃みたいなアニメのほうが面白いとなればますます大河ドラマの存在価値は失われる。タレント事務所と制作委員会とNHKに阿(おもね)ったドラマ制作はもう終わりだ。実に良い気味だ。これはNHKだけの責任ではない。旧態依然、伝統芸能と化した大河ドラマを飽くまでも延命させようとしてきたファンの責任でもある。

ブログ村の順位を上げるには

「民葉和歌集」をどうにかしたいと思うのだが、きちんと編集しようと思えば kindleで出すべきだろう。しかしこの手の本を出したところで誰も読むまい。ならばwebに晒しておいたほうがまだましだと思うが、新しいwordpressのフォーマットに合わせて編集し直すのがめんどくさすぎるし、当面はそんなに時間もかけられないから、元の書式は残しつつ、新しく付け足す分は新しい書式で書く、しかあるまい。本腰を入れるととてつもない時間がかかるので、よほどヒマか、よほど世間の需要がなければやれない。これを書いて残すことにどれほど意味があるだろうか。無いとはいえないとおもうが。

アルファブロガーたちはわざわざブログ村なんて使わないし、私の知り合いでいまだにブログを書いている人もブログ村使ってるのを見たことがない。もしアルファブロガーがブログ村に乗り込んできたら、普通のブログは蹴散らされてしまって迷惑するだけだし、またブログ村で多少順位が上がったところでだからどうしたとしかいいようがない。

それはともかくとしてブログ村で順位をあげたければ google search console でちまちま SEO 対策するのが効果的だ。検索されて順位が上がっているのではあるまい。検索上位に出てこないんだから検索されているはずがない。たぶん人が見にくるようになってPVが増えているのではあるまい。googleがページを認識して、定期的に巡回してくるようになり、そうすると他の検索エンジンもどこかからその情報を入手して巡回するようになりして、アクセスが増える。これだけでもブログ村でPVを稼ぐには十分なのだ。そうしてブログ村内で順位が上がればたまには目にとまって見に来る人もいるだろう。

SEOというものは今はものすごく難しくなっている。昔はwebも閑散としていたので、なんかちょっと目立てば検索上位に上がってきたが、最近は商業サイトがSEOにしのぎを削っていてそれなりの金をかけているから、金をかけてない個人のサイトなど検索上位にあがるはずがない。たまにバズることがあってもほかのサイトがそれっと真似するからすぐに沈んでいく。要するに広告費をどんだけかけてどんだけ費用対効果が上がったかという世界になってしまっている。

ブログ村に登録されているサイトもどれもこれもつまらない読み応えのないサイトばかりで、やれどこで何を食ったか、その写真を載せているだけで、これならインスタグラムでいいんじゃないかというものばかりだ。そしてそういう、ただぱっと写真見るだけのサイトの方がアクセスが多かったりもするからもう世も末で、いかに数を稼ぐかとなればそういう軽いサイトのほうが勝つのだ。

我がソウルフードは単なるインスタグラム記事にはなっていないものの、日本全国食べ歩き、ソウルフード、B級グルメなどなど、それらのキーワードで書いている本やサイトはいくらでもあってレッドオーシャン状態。それらのキーワードで検索しても上がってくるはずがない。しかしブルーオーシャンで勝負しようとしても客がいなさすぎてランキングなど上がるはずがない。

全く学習しないyoutube

別に全然見たくない鳥の動画とか、野生動物とか、野球とか日本保守党とか、がんがん推してくるので、こっちもムキになってガンガン「チャンネルにお勧めを表示しない」を押しているのだけども、まったく全然効果が感じられない。AIとかレコメンデーションシステムがどんなに役に立たないかという実例。

それにしてもfacebookのショート動画はひどすぎる。あんなものを垂れ流しにして恥ずかしくないのだろうか。

追記。youtubeは嫌いな動画を消しても消えてはくれない。嫌いな動画を見たくないときは、好きな動画をどんどん見るしかないらしい。

私の場合、好きなyoutuberはいるが、好きなジャンルというものはないらしい。好きなyoutuberが魚釣りや鳥撃ちをやったり鉄道ネタをやったりすると、鳥とか魚とか鉄道の動画ばかり推薦してくる。一般論として私は鳥に魚にも鉄道にも興味はない。アルゴリズムをもうちょっと工夫してほしい。

あと大谷が流行ると野球の動画なんかをどさくさに紛れて推してくるがやめてほしい。私が野球に一切興味無い、見たくもないってことも学習してないのだろうか。

替え刃

貝印のカミソリというのをこないだ書いたのだが、アマゾンで替え刃を検索すると、ジレット対応替刃というのが大量に出てくる。つまりジレット純正ではない替え刃だということだろう。そんなどこの誰が作ったかもしれないようなカミソリを使いたがる人がいるんだろうか。恐ろしい。

シック対応替え刃というのはほとんどまったく出てこないようだ。シックはそれほどシェアが無いのだろうか。

ははあなるほど。日本ではシックとジレットがほぼ互角だが、世界ではジレットが7割、シックは2割に過ぎないということか。

なんかもう怖くなったので、ジレットやシックは替え刃がなくなったら捨てて、今後はずっと貝印を買おうかなと思った。

googleにインデックス登録してもらう

サイトマップとインデックス登録リクエストに書いたことと同じなのだが、あれだけではよくわからないと思うので、改めて具体例を挙げて解説してみる。

まずこの https://soul.natsumeshinsha.com というサイトだが、検索されてクリックされることはほとんど無いようだ。それは当たり前で、そもそも検索かけても上位に上がってこないからクリックされるはずがない。上位にあがらなきゃ検索されることもない。ではどうやれば検索上位に上がることができるのか?鶏と卵どっちが先かという話のようにも思える。

上のスクリーンショットは google search console だけれども、2月2日になぜか何度か検索されているのはもしかしたら私が google search console を使い始めたからかもしれない。google console insights を見ても、このサイトがほとんどさっぱり検索されていないことがわかる。

しかしながら最近アクセス数や表示回数は徐々に増えてきている。

2月8日から急にアクセスされるようになったことがわかる。ブログ村のアクセスも最近明らかに増えてきている。

どこがどうというわけではないがじわじわランクが上がってきている。

google search console の「ページ」というところをみるとこのサイトはクロールはされているけれどもインデックスに登録されていないページがたくさんあることがわかる。「クロール済み」というのはつまり検索エンジンが巡回していてページが存在していることは認知しているということ。検索結果に表示されるためにはさらに「インデックス登録」されなくてはならない。つまりgoogleにインデックス登録されていないと、この世の中にそのページは存在しないのと同じ、ということになる。

googleがクロールしてもインデックス登録しない理由としては、インデックス登録する価値がないと思われたのかもしれないし、サイトマップに載ってないので要らないページと判断されたのかもしれない。或いはURLは(パラメータ部分など)違うが内容は重複していると判断したのかもしれない。

ともかくインデックス登録される前提条件として、サイトマップは必ずgoogleに認識されておいたほうが良いだろう。サイトマップに載っているページをクロールしないということもあるようだが、こちらとしては登録されたいページを厳選してsitemapに載せているにもかかわらずクロールすらしてくれないというのであれば、それは明らかに google 側の怠慢だ。

ちなみにここ https://tanaka0903.net の場合、半分以上がインデックス登録されている。なぜそういう違いができるのかよくわからないのだが、ページの古いデータがgoogleに残っているせいかもしれない。ページ数が途中で急に増えているのは sitemap を登録したせいだと思う。

「クロール済み インデックス未登録」を開くと具体的にどのページが未登録なのかがわかるので、マウスオーバーして一番右に出てくる虫眼鏡を押すとそのページのURL検査が出る。

「インデックスに登録されなかった理由」を見てもその理由はよくわからないので見なくて良いです。あるページをどうしても登録してもらいたいときは「インデックス登録をリクエスト」を押して登録してもらう。ただし1日当たり10ページくらいまでしかリクエストに応えてもらえない。

wordpress の場合まずどうしても登録してもらいたいページというのは投稿ページなので、/?p= などとなっているページは全部登録してもらいましょう。/?cat= はカテゴリーのページなので、特に重要なページだったら登録してもらったほうが良いかもしれない。

しばらくするとこんなふうにインデックス登録が完了するので、このページはもうgoogle検索に反映されている。

wordpressは自動的にサイトマップを生成してくれるはずなのだけど、プラグインのせいかうまく作られていなくてはまった。サイトマップは SEO対策のプラグインが勝手に生成することが多く、どのプラグインを使うかあらかじめ決めた上で、適当にやり方を決めると良い。

URL検査というのは一番上にあるテキストボックスにURLを直接ぶちこめばいつでもできる。検査してみた結果、実はクロールもされてなければサイトマップも見つかってないページというのがけっこうある。当然インデックス登録もされていなければ検索結果に出てくることもない。なのでそういうページも一つ一つ見つけてはインデックス登録をリクエストしていく。こうした地道な努力を重ねるとだんだんにアクセスが増えていく、という仕組みになっているらしい。

検索上位に上がってくるかどうかということはまったく別問題なのだけど、そもそもインデックス登録されていても、検索結果に出てくるとは限らない。ページの本文はおろかタイトルですらろくにサンプリングされていない可能性が高いように思われる。インデックス登録されるというのは最初の一歩に過ぎず、その間にいろんな段階があって、やっと検索結果に載るようになり、さらに精進すると検索上位に上がってくる、そのためにはやはりある程度 google に(google workspace とかで)課金するしかないのではなかろうか(google としては検索に課金という言葉を露骨に使いたくないのだろうが)。

なお microsoft にも bing webmaster tools という、google search console とほぼ同じツールがあるので、bingの検索結果にも興味ある人は使ってみると良いと思う。